近畿楽寿観音三十三ヶ寺霊場会 本文へジャンプ

高野山真言宗 京都府加佐郡大江町字南山995-1  TEL.(0773)56-0357

行基菩薩の開基 本堂 本坊 別院 仁王門 霊場等
四季折々花木群生 福知山山野口 大江町庄田方面よりの道路


本尊 十一面観世音菩薩

開基 行基菩薩

建立 和銅7年(714年)


    縁起

 創建は奈良朝時代元明天皇の和銅7年、奈良東大寺大仏開眼供養の導師行基菩薩が大和室生山の余木を以て観音像を建立された。この本尊は行基菩薩が長谷寺の観音を刻彫なされた同じ御衣木を以て造らせ給うた尊像なりと。開基後、一時は朱印黒印を受ける勢いであったが堂宇仏像等の焼失災難が相次ぎ空白時代となる。

 その後、鎌倉時代中期の貞永二年(1233年)になって蓮乗上人が再興、将軍御台所や地頭等の信仰で田畑屋敷の寄進、諸役免除の保護を受けた。本尊に因み十一坊を建立された。以後、江戸時代に至るまで将軍御台所始め城主細川家京極家牧野家より寄進保護も受け近郷の信仰を深めていた。江戸中期後四ヶ寺となる。昭和43年一寺三坊ありし一山を「観音寺」として発足、本堂明治5年に再建を中心に礼拝堂(昭和57年拡張)本坊に、収蔵庫(昭和46年新築)別院に、当寺四国88ヶ所霊場(昭和51年移転奉安)、本堂内に分殊堂鎮守堂鐘楼堂等に楽寿観音尊像、聖観音尊像まつる。四季折々の花、桜、山つつじ、こぶしの花、あじさい、ミニはす、水蓮、さるすべり等が浄域を麗おし近郷の名刹として知られている。


   
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